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山口県の有効求人倍率(平成28年7月)は1.41倍(前月比0.03P改善),正社員求人倍率は0.97倍(統計を取り始めて以降過去最高)と「人手不足」の状態はより深刻となっています。

 

2015年の下関における人口推移(2010年比)は,年少人口(0~14歳)が3千人減,生産年齢人口(15~64歳)が16千人減,65歳以上人口が8千人増加となっており,年少人口と生産年齢人口については2060年まで減少の一途をたどる試算結果となっています。(下関市人口ビジョン 平成27年10月)

 

人口構造の変化が避けられない状況の中,今後は企業の採用に際しての考え方,採用活動に関しても「変化すること」(「唯一生き残ることが出来るのは,変化できる者である」ダーウィンの進化論)が今以上に大切になってくると思います。

 

一例として,採用活動時「どの時間帯」の「どの仕事」に対する「ヒト」が足りないのか具体的に掘り下げて検証を行う。(現状は「漠然」と「ヒトが足りない」と言われる企業が多いように感じます)

また,「パート」従業員については「正社員の仕事の一部分を「補完する」(補助的)」という考えから「正社員と同様の業務を行い,仕事に対しての「責任」も与えるが「時間」が正社員より「短い」だけ」と会社独自に定義するのも一つです。

 

面接時に応募者に上記内容をきちんと説明し,正社員と同様の責任感をもって仕事に従事してもらう。

これに対して会社側も「パート」従業員=「時給」と考えるのではなく,優秀な方,長く勤務してもらいたい人には時間に応じた「月給」=固定給の提案を行なっていく,貢献度の高い方には正社員と同じように賞与を支給する等を考えてもよいと思います。

 

「ヒト」の確保が出来なければ事業を継続していくことも困難となります。

今後,ますますヒトの確保に対して真剣に検討していくことが重要になるのではないかと感じています。

 

有効求人倍率より

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