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 先日,「平成30年3月新規学校卒業者を対象とする求人説明会に参加しました。

 

 主に,新規高校卒業者を対象とする求人についての説明会でしたが,人手不足の影響もあり,会場は満席でした。

 

 配布資料(平成29年度 新規学校卒業者求人申込みのしおり)を基に,労働市場の動き等を確認します。

 

1 平成29年3月卒業者に対する下関公共職業安定所管内の求人数は1,001人

2 新規高等学校卒業者のうち就職者数は574人 うち安定所(学校)紹介者は492人

3 内定率は99.6%と6年連続(平成24年3月卒以降)で内定率が99%を超えている

 

 有効求人倍率は約2.03倍となり,人手不足が深刻化している状況を改めて実感しました。(平成24年3月卒の有効求人倍率は約1.05倍)

 特に,従業員数が99人以下の企業においては,平成28年3月卒求人数364人に対し,平成29年3月卒求人数575人と約58%の求人増加率となっています。

 

 就職内定率(月次)の推移(下関所管内)で見ると,10月末までに86.7%が内定を得ており,選考開始(平成29年は9月16日)後,早い時期に就職先が決定していることがわかります。

 

 2018年春卒業予定の大学生らを対象にした選考活動が6月1日に解禁され,また高校新卒者の求人受理開始(ハローワークへの申込み)も同日に変更となりました。

 「短期決戦」の就職活動に合わせ,地場中小企業においても今まで以上の早めの行動,求人票の表現を工夫する,採用後の定着率を高める等,変化していくことが重要だと改めて感じました。

 

求人説明会に参加して

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