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面接(採用選考)時における提出書類のひとつ「履歴書」についてお話したいと思います。

 

まず、履歴書については「自筆」で書かれたものを求めます。

「きれい」な字ではなくても「丁寧」に書いたか否かは書面から伝わってきます。

「字」は「人となり」を表すと言われていますので、自筆の履歴書を求めることが何よりも大切です。

 

次に履歴書は必ず「事前」に郵送してもらうべきです。

送られてきた履歴書を複数名で「チェック」して、面接時における質問内容の検討を行います。

転職、再就職希望者においては、「在職時における空白期間の確認」「転職の回数」「退職の理由」(自己都合なのか会社都合なのか)等の確認、質問はもちろんですが、資格を要する職務であれば「実際に」その資格を活かした業務を行なっていたのか、どの程度の「実務スキル」があるのか、自社の仕事の「進め方」と前職の仕事の進め方に大きな差異はなさそうか等、「具体的」に面接時に確認する項目を検討します。

 

また、面接希望者が女性の場合、「子ども」については男性の場合以上にきちんと把握をしておくことです。

お子さまが配偶者の扶養に入っている場合、履歴書における扶養家族は「0人」と記載するはずです。

質問する側は子どもの有無などは「当然」に教えてもらえる情報と思っていますが、面接希望者は基本的には質問された内容に回答する「のみ」です。

「この方と一緒に働きたい」と思われた方が小さなお子さまをお持ちであれば、学校行事等によるシフト調整の依頼、急な発熱等による突然の欠勤もある程度、想定の範囲内として「受け入れる覚悟」も雇い入れる側には必要になります。

 

 最後に履歴書のチェックから面接にも当然に「コスト」がかかっています。

 雇入れた後の「ミスマッチの防止」として面接は重要ですが、面接を効率よく行う、また確認しておくべき内容を明確にするためにも事前に履歴書を精査する時間は、面接以上に大切ではないかと個人的には感じています。

 

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