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 前回「ヒトの棚卸」について書かせて頂きました。

 自社の「現在」の人員を整理するため、「将来的」な採用計画、予測を検討するため「ヒトを把握する」目的で棚卸を行ってみることをお勧めしました。

 

 今回は、棚卸を行なった後、組織を「新しく」作っていくことを少し考えてみたいと思います。

 現状の自社組織はおそらく、「今のお客さま」を想定した人員配置および人員構成になっているはずです。

 これを「将来のお客さま」「将来の事業展開」をも想定し、「ヒトの配置」「採用展望」を創造、検討していくことが今後、事業を「継続していく」上で重要になるのではないかと考えます。

 

 「将来のお客さま」を想定することは難しいと思われるかもですが、「今」の事業展開において取り込めていない、取りこぼしているお客さまは必ずいるはずです。

 まずはそのお客さまをどう取り込むか、なにを提供していくか、またそのために今の人員配置で良いのかを考えることから始めてはいかがでしょうか。

 

 次のステップとして、社長の「意思」「想い」を従業員に「伝える」ことができる、従業員を「動かす」ことができる人材を育てる、またそのポストに宛がうことです。

「職人」として自分の仕事「のみ」を極めた人より、部下を「動かす」「育てる」ことが出来る従業員の方が会社を発展させていくためには重要だと個人的には考えています。

 

将来像を見据え、どのように組織を「デザイン」していくか。

 一度、ゆっくりと考えてみられるのはいかがでしょうか。

 

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