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9月26日,秋の臨時国会が開会しました。
安倍首相の所信表明演説を基に法改正について,また感じたこと等を書いてみます。
1 年金受給資格期間を25年から10年へと短縮
今臨時国会で成立すれば2017年10月から支給が開始されます。
2 「介護離職」について
2017年1月1日より育児・介護休業法が改正されます。
具体的には
(1)介護休業の分割取得
(2)介護休暇の取得単位の柔軟化
(3)介護のための所定労働時間の短縮措置等
(4)介護のための所定外労働の制限(残業の免除) 等です。
また,「介護休業に積極的な事業者を新たに助成金で支援します」とも述べられています。
3 「技能や経験に応じた給料アップの仕組みを創るなど処遇の改善に取り組みます」
労働人口の減少による人手不足が深刻化する中,従業員の能力の向上=人材育成の重要性がますます高まっていきます。
(1)ヒトを動かす…良いヒトと悪いヒトをきちんと評価する
(2)自社を流れに乗せる…人件費のコントロール=「職務」を考える
より「賃金テーブル」「評価シート」の作成が中小企業においても必要ではないかと考えます。
3については助成金の活用も含め,今後「業務内容」としてお客さま等のお手伝いをしていければと考えています。
臨時国会安倍首相所信表明演説より
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