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山口県における有効求人倍率は1.44倍(平成29年2月)と高い水準で推移しており,雇用情勢は改善している反面,「人手不足問題」は深刻な状況となっています。
求人を出し続けても募集がない場合,早い段階で募集内容等の見直しを検討するべきではないかと考えます。
中小企業における求人方法で最も多い,ハローワークにおける求人票について考えてみたいと思います。
「仕事の内容」「求人条件特記事項」「備考」欄とありますが,「求職者目線」で「伝わる」表現=「ここで働きたい」と思ってもらえることが大切です。
例えば「仕事の内容」では,「どのような仕事」「求める人材像」等を具体的にイメージできる表記にする,職場の特徴(例:「小学生以下のお子さまをお持ちの主婦も多く働いています」「定着率が高く,安心して長期間働くことができる環境です」)等を記載するのもよいのではないでしょうか。
また,パートタイムの募集においては「隙間時間に働ける」職場が選ばれる傾向が強いため,職種・仕事的に可能であれば「勤務日数,勤務時間についてはご相談ください」の記載,正社員登用の可能性があれば「転換試験に合格した場合は,正社員に転換する場合があります」と明示することもひとつです。
これからの求人については「待ちの姿勢」ではなく「スピード感」(TRY&ERRORの検証)が重要だと感じます。
求人について
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